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季節の果物屋さん

農家の主婦が折に触れてぼちぼちと綴る日記です。

   2005/10/26
おままごとような大きいバケツと小さいバケツ、
施肥を行うのはこんなバケツを使います。
大きいのは作る人用、黄色い可愛いバケツは私用、
栄養たっぷりの有機肥料で果樹たちの食欲を満たします。
桃畑、スモモ畑、八朔畑、ネーブル畑、
額に汗がにじみます。

   2005/5/25         三兄弟
掌で仲良くおねんね、生まれたばかりの農園の三兄弟です。
左から八朔、ネーブル、みかん、
やがて無くなるチョコンと付いた雌しべ、赤ちゃんらしくて可愛いですね♪
それぞれ、大きい子、小さい子、いろいろ有りますが
八朔ちゃんは、どの子よりも大きく生まれてきて大きく育ちます。

八朔とネーブルは実を結んだばかり、みかんは少し遅れて実になったものを選びましたが
どの子も小さいうちはとてもデリケート、赤ちゃんのお肌と同じ、強い風で
枝葉に擦れただけでキズが出来てしまいます。
穏やかな日々を願いつつも、これも自然の営み、自然のままを受け止め、
乗り越えてと祈らずには居られません・・・・。
   2005/5/20        水玉模様??
紀州有田の五月は柑橘の花が次々と咲き、みかんの花盛り、
この季節になると、我が家の白い車は写真の様に水玉模様、
いいえ、ペイントしたのではありません。
これは、みかんの花に飛び交う蜜蜂さんの落し物、フンなので〜す。我が家の車だけでなく、
有田はどこのお家も蜜蜂たちの落し物公害に見舞われます。洗車に忙しく、白いシーツの
お布団の日光浴もままなりませんが、みかん達にとって受粉を助けてくれる大切な味方、
あきらめムードで、温かく
蜜蜂たちを見守る農家の主婦でした。
   2005/4/17        南の国から・・。
 今年もやってきた燕のつがい、
 せっせっと枯草を運び巣の補修を始めています。
 (巣の中のメス燕を撮れなくて残念・・)

 倉庫の天井や梁に巣をいつの間にか4個つくり、毎年交互に使っている様子、 
 巣を眺め、天敵を避けていい場所に作っているなって
 つくづく感心してしまいます。
 今年は天井と蛍光灯の隙間に作った巣が彼と彼女のスウィートホーム♪
   2005/4/13        花の命は短くて・・・


 肌寒い日が多くて開花をためらっていた桃が
 4月9日一斉に咲きそろいました
 2004年より1週間から10日遅い満開でした。12日は花冷えの雨・・・
 仲良しの桜と一緒、雨に散った桃の花でした。


 2004年スモモの満開は3月27日、桃の満開は3月31日 「作る人」の日記より

   
 3月29日から始めた桃の「摘蕾」、訳すと「蕾取り」、
 枝の上部に付いた蕾、先端の蕾、枝の元の蕾を摘んでしまって、
 下向きの蕾だけを残す作業です。
 桃は花を咲かせるため沢山の栄養を使います。その栄養を、
 花の後生まれてくる桃の赤ちゃんのために取っといてあげるのです。
 でも、私はキュンと胸が痛みます。なぜって、摘むのは、
 ピンク花びらを覗かせたばかりの、それはそれは愛らしい蕾・・・。
 桃たち!摘み取った蕾の分まで大きくなるのよ〜

 4月だというのに冷たい風が吹く一日でした。
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