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橘本神社
    
    農家の主婦の橘本神社レポート

2003&2005
 農作業の合間のレポートですが、「癒しの街道・熊野古道」ゆかりの
 地を訪ね、歴史のロマンを感じることの出来たひと時でした。
<みかん祭り> <春祭り&菓子祭り>

橘本神社への道熊野古道
アスファルトに舗装され
広くなってています。
お祭りと言う事で、みかん色の旗が
立てられていますが、
古の道が忍ばれる
静かな通りでした。


橘本神社本堂です。
(きつもとじんじゃ)
古道沿いの家々の
軒先に吊られていた
提灯です。奥に見える鳥居が
橘本神社ですね。
田道間守命
(たじまもりのみこと)
の肖像画の前に
美味しそうな、みかんが
奉納されていました。
田道間守の伝説に因み、
植えられた「橘」です。
濃い緑の葉の間に橘は
可愛い実をつけていました。
私の手と見比べてください。
摘果をしていない自然のかたち、
小みかんの名の所以ですね。
熟してくるのは11月だそうです。
手に「橘」を持った田道間守命

2003/10

 田道間守(たじまもりのみこと)が
 不老長寿の霊菓を求めて、常世に渡り、
 持ち帰った橘6本がこの橘本に
 植えられたという伝説があります。(詳しくはこちらをみてね)
 その橘にゆかりの深い橘本神社に
 田道間守は「みかんの始祖」として
 今も大切に祀られ、<みかん祭り>では
 先人のご苦労に感謝し、みかんの豊作を祈願する
 お祭りが催されます。
 心を癒し、身体を癒してくれるみかん、
 天候に恵まれて美味しく育ちますように・・・・。
Information
 みかん祭り  毎年10月10日
 菓子祭り  毎年4月3日
 橘本神社へはJRきのくに線加茂郷駅から車で約10分 
 <みかんの伝説>


古式に豊かなご衣裳で
宮司さまがマイクの前で
ご挨拶。



厳かな雰囲気の中
銘菓が献上されました。



可愛い巫女さんの
舞の奉納です。



五分咲きの桜の下
賑やかに餅投げも行われました。



橘は黄金色
収穫されず、枝に可愛く実っておりました。
「木成りたちばな」って名づけましょうか・・・


2005/4/3

 昔々、お菓子は人の手によって
 作られたものでなく
 自然の中で育つ果実や木の実でした。
 橘は、香りも美味しさも菓子の長上として
 人々に好まれ、その橘を伝えた
 田道間守はお菓子の神様と
 しても崇められています。
 <菓子祭り>には北海道から鹿児島まで
 沢山の菓子業者さんが自慢のお菓子を
 奉納して菓子業界の繁栄を祈願されます。
 小さい頃からお世話になったお菓子、
 これからも夢と楽しみを与えてくださいね♪


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