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桃 畑 の 一 年(早生桃畑)
     お花見の春♪

3月
暖かさに誘われて花芽の先をピンク色に染めました。

花芽がほころんできました。摘蕾が始まります。
桃は開花する時にたくさんの栄養分を使ってしまうため、
余分な蕾を摘みとってしまうのです。
でも、あまりに可愛くて摘む手も止まってしまいます。

摘蕾: 蕾取り


  4月
  桃は満開です。桃畑の周りは
  ピンク色に染まるよう・・

  この頃になると病虫害が心配です。
  生まれ出ようとする桃たちを、
  日ごと成長する幼い子達を、
  守ってやらなくては・・・
  花の咲く頃から実が安定するまで、 葉の様子、
  実の様子、そして天気予報とにらめっこで
  農薬散布を行います。

  


  5月
  花が散った後、小さい小さい実を結び
  暖かい春風の中でどんどん膨らみます。
  葉も桃の実を包むように広がってきました。
  実の大きさは金時のお豆さんくらい。

  成長の様子を見ながら摘果の
  時期を見はからいます。
  摘果は小さい実のうちに3回に分けて行います。
  摘果することで形の良い大きい桃が出来るのですが
  1度に済ませてしまうと成長が止まったり
  良い形の桃が出来なかったりするのです。
  5月の中頃には3回目(仕上げ)の摘果が終わります。
  
   摘果: 実を太らせるため余分な実を摘み取る作業




2004年から始めた桃のマルチング
桃畑を白いシートで覆い雨の侵入を防ぎ
糖度を守る栽培法、3回目の摘果が済むと、
お天気と桃の様子を見ながら
マルチングのタイミングを計ります。


マルチングとは?

2005/5/31(撮影)
2005/5/25(撮影)
 日照りが続けば潅水(水やり)
 雨の量によってマルチング
 自然の力には敵わないけれど、
 きっときっと、桃たちは作る人の気持ちを
 解ってくれる筈・・・


実りの夏だよ〜

6月
枝に残した実は日々表情が変ります。
縫合線も見えてきました


桃の生長と共に幼かった新芽が
グングンと伸びてきました。
新芽切りを始めます。
日の光をさえぎる無駄な新芽を切ると
桃畑が明るくなるのがわかるんです。
桃たちは頬を赤く染始めました。
桃って不思議です。収穫のちょっと前にぐいぐいと
見違えるように大きくなるのです。


収穫の10日前くらいには
シルバー(お日さまの反射を利用するシート)を
敷いてやります。これで桃の木の隅々まで
太陽の恵みが行き渡ります。
収穫の1週間前、最終の摘果をします。
キズのある桃、成長の充分でない桃、
形が良くない桃はこの時取ってしまいます。


わくわくどきどき、さぁ!収穫です!




(間伐)
7月
収穫を終えた早生桃の畑です。桃たちの囁く声や
笑い声で活気に満ちていた桃畑も今はひっそり・・・。


収穫を終えた桃の木は夏の日差しの中
でグングン成長します。
うっそうと葉をつけた夏の桃畑の様子を見ながら、
伸びきった不要な新芽、光をさえぎる枝を剪定します。
本格的な剪定は12月から1月にかけて行います。


8月

夏剪定をしながら木の込み具合を見るのもこの時期の
大切な仕事です。間伐や夏剪定をすることで
太陽の光が桃畑にあふれます。
桃畑を風が吹き抜けます。
自然の恵みが果樹を健やかに育て、
美味しい実りを与えてくれるのです。





・・・・・

9月〜10月
秋の桃畑。10月の中旬頃まで桃の葉は太陽の恵みを
吸収して養分を蓄え役目が終わると落葉します。
10月の終り、地面は落ち葉の絨毯です。

夏の剪定芝を片付け、極早生みかんの収穫の
合間に秋肥を施します。有機肥料です。
有機肥料はポパイの力!

でも肥料は過ぎても、不足しても
生育にはよくありません。
「作る人」の経験と勘の見せ所!



11月
桃の農作業はちょっとのんびりです。


冬がきました。
12月〜1月
休眠中の桃の木に「ちょっと、ごめんよ〜」と
話しかけながら剪定しています。
実のなった様子、枝の張り方を考えながらの
作業は「作る人」の楽しい仕事の一つです。


桃の本格的な剪定は葉が散ってしまった12月から1月に
かけて行います。不要な枝を整理することで
成り芽の成長を即すのです。
5月、6月の葉の茂った状態を
頭に描いて剪定します。
12月は柑橘類の収穫も大切な仕事なので、桃の剪定は
雨上がりの午前中に行います。雨の翌日は柑橘類の木は、
ぐっしょり濡れて収穫し辛いのです。葉が落ちて
雨のしずくを溜めない桃の木の剪定は雨上がりの日の
恰好の仕事で、午後は柑橘の収穫と、
12月は農作業もフル回転!

2月
剪定の後は剪定芝の(剪定の後の枝くず)の後片付け、
剪定芝はすべて畑から出して焚いてしまいます。
剪定芝に病原菌が
残っていることがあるからです。
桃の枝は灰となって畑に還り、次の年の桃たちを育てます。
そしてほらっ!花芽をだして
もう春の営みが始まっていますよ〜




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